事業案内

事業案内

  私たちの協会は、林材業の事業主が労働者の協力のもとに、安全で快適に働ける職場をつくるために行う自主的な労働災害防止活動を促進し、技術的な指導と援助を目的として、昭和39年9月に労働災害防止団体法(昭和39年法律第118号)に基づいて設立された団体(特別民間法人)です。
  私たちの協会では、長年にわたり林材業の労働災害防止対策について取り組みを続け、安全衛生教育、技能講習、集団指導会等の実施や安全衛生技術情報・労働災害情報の提供などを通じて、全国の林材業の現場で労働災害防止活動が着実に実践されるよう、さまざまな事業活動を展開しています。

団体名
林業・木材製造業労働災害防止協会 長崎県支部
略称
林材業労災防止協会または林災防
住所
長崎県諫早市貝津町1122番地6 長崎県林業会館内
設立
昭和39年9月

活動内容

事業場の安全衛生管理活動などを支援する事業

事業場の安全衛生水準を高めるため、次の事業を行っています。

  • 業界全体の安全衛生活動底上げに係る事業の実施
  • 労働災害の未然防止に向け、安全管理士等が企業・業界団体に対する技術指導や個々の事業場の現場安全パトロール、個別指導、集団指導を通じた安全技術指導を行っています。
  • 実践的リスクアセスメント導入のための安全衛生教育訓練事業
  • 林業及び木材製造業に係る実践的リスクアセスメント導入のための集団指導会のほか、木材製造業の事業場に出張して行う出前(集団)指導会を実施しています。
  • 振動障害予防のための特殊健診等の定着促進事業
  • チェーンソー等振動工具を取り扱う労働者は、年1回の定期健康診断(一般健診)のほかに、年2回の特殊健康診断の実施が事業主に義務付けられています。当協会では、国の補助事業で、地理的に受診が困難な事業場などを対象に巡回方式による林業巡回特殊健康診断を実施し、受診費用の助成を行っています。
安全衛生教育の実施や資格取得を進めるための事業

一定の業務や危険な作業に従事する労働者に対しては、労働安全衛生法に基づく技能講習、安全衛生特別教育等を実施する事が義務付けられています。長崎県支部では、このような事業場などのニーズに応えるため、次のような技能講習、安全衛生特別教育等を行っています。

  • 行政通達に基づく安全衛生教育等
  • 刈払機取り扱い作業者安全衛生教育を行っています。
  • 安全衛生特別教育
  • 伐木・チェーンソー作業従事者特別教育、伐木等機械の運転の業務にかかる特別教育、走行集材機械の運転の業務にかかる特別教育、簡易架線集材装置等の運転の業務にかかる特別教育を行っています。
  • 技能講習
  • 木材加工用機械作業主任者技能講習を行っています。
  • その他、補助事業による講習、研修(本部実施等)
  • 安全巡回指導、振動障害防止特殊健診、実践的リスクアセスメント導入のための集団指導会、救助訓練を行っています。
安全衛生意識を高め災害防止対策の情報を提供するための事業

私たちの協会では、職場における労働災害防止への取組の決意を新たにするため、毎年1回、林材業関係者が一堂に会する「全国林材業労働災害防止大会」を開催しています。
また、「林材業労働災害防止月間」(7月)を設定して、会員事業場における安全衛生意識の高揚と労働災害防止活動の実施を呼びかけています。
さらに、月間情報誌「林材安全」やホームページによって、労働災害防止のための調査研究結果や、労働災害の発生動向・事例の紹介など、広く一般の方々にも最新の情報提供を行っています。
各種安全衛生教育図書や視聴覚教材(DVD)の作成、頒布、保護具等の斡旋などを行っています。

図書・テキスト、DVD、保護具については林災防本部取り扱いになりますので必要な方は林災防本部Webサイトをご覧ください。